色合わせがポイントになる板金塗装

板金塗装では板金を行って車やバイクなどのヘコミやキズを修復したあとの、塗装をいかに行うかが重要です。
塗装時の色合わせがうまくいかなければ、傷跡や修復した跡が目立ってしまうためです。
たとえば、黒の車なら黒、白の車なら白、赤いバイクなら赤で塗装すればいいわけではありません。
黒や赤にも様々な色合いがありますし、新車と異なり、経年劣化による退色やその方のメンテナンス度合いによって色合いが異なっています。
傷跡や修復した跡を目立たないようにするには、その周辺と同じ色合いにしなければならないのです。
その色合わせをどう行うかが、塗装職人の技と経験、ノウハウなどにかかってきます。
いかにも塗り重ねたことがわかったり、一部分だけ色が明らかに違うといった塗装では事故を起こしたり、ぶつけたことがわかってしまいますので、そうならないようにキレイに仕上げるのがコツです。