板金塗装でのクレームの伝え方とは?お客さまができるトラブル防止の方法も

クレーム防止

板金塗装で車が思いどおりの仕上がりにならず、クレームを伝えられるお客さまもいます。健全な業者なら積極的にクレーム対応をしてくれるでしょう。しかし感情的な言動によって、店側とのトラブルになる事態は避けたいところです。

今回は板金塗装で納得のいかない仕上がりを受けた方のため、適切なクレームの伝え方を紹介します。これを読めば作業のやり直しが必要になったとき、スムーズなコミュニケーションで解決できるでしょう。

板金塗装におけるクレームの伝え方

板金塗装で納得のいかない仕上がりがあった場合、クレームを伝えることが想定されます。車の状況に応じて正しいクレームの伝え方を実践してください。どのような状況でも感情的な言動は控えましょう。板金塗装のクレームの伝え方をまとめました。

塗装部分と全体で色が違う場合

修理部分の色が車全体と違う場合は、状況をわかりやすく伝えましょう。板金塗装における色違いは、業者にありがちなミスです。また一部パーツを交換した場合、もとと素材が違うこともあるでしょう。その場合、色の出方がほかの部分と異なる可能性があります。以上も含めて、正確な間違いの指摘を心がけてください。 

メールで問い合わせる場合は、色違いが起きている部分を画像に収め、メッセージとともに添えるとよいでしょう。このときは愛車のカラーを正確に伝えてください。パーツの交換があった場合は、その素材についての質問も推奨されます。このように板金塗装の色違いは、業者にわかりやすく伝えることが大切です。

見積もり額と請求額が離れすぎている場合

見積もりと請求額が離れすぎている場合、その理由を聞き出し、価格交渉を進めてください。板金塗装の材料や作業内容によって、見積もり額と請求額の不一致が起きることがあります。そのときに理由を聞けば納得できることもあるでしょう。できない場合は、値下げなどの交渉が想定されます。

見積もりと近い金額で作業ができない場合、業者は依頼者にそのことを伝え、了解を得ることが常識です。そのときにお客さまは、金額が変わる理由を聞き出しておきましょう。請求の内訳を説明してもらい、双方が納得できる金額を決めることが重要です。

へこみが直っていない場合

へこみが直っていない場合は、すぐに再修理を頼んでください。放置すると車のダメージが進んでしまうからです。

へこみによって塗装が剥がれている可能性があります。修理が不完全で塗装が剥がれたままだと、サビが進んでしまうでしょう。以上を防ぐ意味でも、へこみの修理不全はすぐに業者へ問い合わせてください。

クレームを入れるときは感情的にならないことが大切

板金塗装でクレームを入れるときは、感情的にならないようにしましょう。大声で怒鳴ったり、謝罪を求めたりすると悪印象となり、まともに対応してもらえない可能性さえあるからです。度が過ぎた行動によって、店側が法的措置を取る可能性もあるでしょう。

クレーム時は、相手が協力的であると信じ、冷静に話すことが大切です。丁寧に状況を説明してから、次の対応方法を決めましょう。

板金塗装でクレームを伝えずに済むための取り組み

健全な板金塗装業者なら、クレームに対して積極的な対応を進めるでしょう。しかし修理完了の手間を省くためには、お客さまによるトラブル防止も重要です。ここではクレームを伝えずに済ませる方法を紹介します。

入念な打ち合わせが大切

板金塗装で重要なのは、入念な打ち合わせです。打ち合わせの内容が不十分だと、クレームを要する可能性が高まります。

たとえば塗装の色違いや予算オーバー、修理不全などのトラブルが想定されます。以上を防ぐためにも、愛車のダメージを的確に説明しましょう。このように業者へわかりやすく伝える取り組みが大切です。

とくにカラーの確認が重要

塗装の色違いを避けるには、愛車のカラーの確認が大切です。車種ごとにカラーの名称が決まっているので、入念に調べておきましょう。

たとえば同じ赤系でも名称が違うので、正確に確かめる必要があります。塗装によってもカラーリングが異なる点に注意です。ソリッド塗装やメタリック塗装、パール塗装などがあります。可能なら塗装形式までディーラーや中古車業者だから聞き出すとよいでしょう。

板金塗装では色違いによるトラブルがあるため、愛車のカラーの確認が欠かせません。

修理状況の確認をしよう

車の傷やへこみの規模が大きく、修理に時間がかかる場合も想定されます。その場合は修理の経過を連絡するとよいでしょう。こまめなコミュニケーションによって、作業が希望どおりに進んでいるかを知れるからです。そこで間違った点を指摘すれば、業者側も軌道修正ができます。

板金塗装の打ち合わせでは修理期間を聞いておきましょう。期間が長い場合は、途中で修理進捗状況を確かめることも大切です。修理中の意思疎通も、クレームを防ぐポイントになります。

まとめ

板金修理ではお客さまと業者のコミュニケーションが大切です。これがうまくいかないと、お客さまは車の修理に納得できず、クレームを伝えることもあるでしょう。そのときは感情的な言動は控え、明快な説明をしてください。

クレームを伝えずに済むための取り組みも大切です。カラーや予算、修理方法などを入念に打ち合わせましょう。修理期間が長いときは、途中で確認の連絡を入れることも大切です。このようなこまめなコミュニケーションが、板金修理の成功につながります。

「久土地自動車工業」では、板金塗装のご相談を受付中です。仕上がりに満足いただけない場合も、積極的な対応を取らせていただきます。愛車のダメージを解決したい方は、ぜひご連絡ください。